第一印象はいいんだけど、話をしてみるとガッカリしてしまう人っていますよね。
男性でも話がつまらないとか、「ハ?」とか「ン?」とかで返す癖があるとか、ほんの些細なことでも会話はその人のイメージを大きく印象づけていきます。
女性の場合も同じです。特に婚活中は自分を知ってもらうために、さらには自分の良さをアピールするために話をする機会が増えてきます。
会話で気をつけなければならないのは、内容だけではありません
そんな会話の中で「何を話そうかな?」「こんな話ばかりじゃ男性は退屈かな?」と話の内容に気を使いますが、会話時の印象を左右する要素は「内容」だけではありません。
内容よりもむしろ「表情」や「声」にあるのです。
人の印象に関する有名な実験研究の「メラビアンの法則」では、会話の中で聞き手が受けとる情報の優先順位は、
- 話し手の表情や態度などの見た目の印象55%
- 声のトーンや抑揚などの耳で感じる情報が38%
- 話の内容が7%
となっています。
これは単に話の内容よりも見た目が大事!というものではなく、話の内容と矛盾した表情や声のトーンだと、その表情や声のトーンによる印象のほうが強く伝わってしまう、というものです。
このメラビアンの法則はビジネスシーンだけでなく、恋愛でも応用できます。
素直になれないアラフォー女性の落とし穴
若い頃のように、素直に喜怒哀楽を表現できていますか?それができているアラフォー女性はなかなかいないと思います。職場での立場や大人のたしなみとして、自分の気持ちを抑えることが染みついてしまい、それがあたりまえになっていませんか?
たとえば本当は会えてとても嬉しいのに、「がっついている」と思われたくなくてそうでもない曖昧な表情になってしまう……。
このときに言葉で「会えて嬉しい」とは言えなくても、「お久しぶりです」なら言えますよね。
その「お久しぶりです」を最大限の笑顔と明るい声で言ってみると、相手には「会えて嬉しく思ってくれているんだな」と、好意が伝わります。
言葉と表情、声のトーンの矛盾をうまく使うのも手です!
また、大人の女性は不安で心配な時も笑顔で「大丈夫!」と言ってしまいがちです。
しかし思いのままに不安や心配事を暗い表情で長々と話しては、相手も嫌な気分になってしまいます。
ここは内容と表情、声のトーンの矛盾をうまく使って、ちょっと暗い顔で「大丈夫…」と言ってみたり、明るい表情で「意外と悩んでいるんですよ」と伝えてみたりして、相手に「アレ?ホントはどっちなんだろう?気になるな」と思わせるのもいいでしょう。
会話は内容だけでなく、表情や声のトーンにも意識をおいて、相手との距離を縮めるチャンスをつかみましょう。
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